本日は小説を書いてみましたww
ショートショートの神様、星新一先生をまねて...
いつも「がんばれ」見たいな松岡修造風のブログばかりでは読むほうも疲れるでしょ?
エヌ氏は受験生だ。
エヌ氏は毎日、机に向かっていた。
英単語。
数学。
過去問。
やることは山ほどあった。
しかしある日、彼は思った。
「疲れた」
正確には、
ずっと疲れている。
朝から疲れている。
勉強していても疲れている。
寝ても、なぜか疲れている。
エヌ氏は考えた。
「これはおかしい」
そして原因を探し始めた。
・勉強しすぎ?
・睡眠不足?
・ストレス?
いろいろ考えた結果、
彼は一つの結論にたどり着いた。
「疲れているから、休もう」
その日、エヌ氏は勉強をやめた。
スマホを見た。
動画を見た。
ゴロゴロした。
とても楽だった。
そして思った。
「まだ疲れが抜けていない」
次の日、更に休んだ。
スマホを見た。
動画を見た。
ゴロゴロした。
とても楽だった。
そして思った。
「なんか疲れている」
次の日。
エヌ氏は机に向かってみた。
英単語を見た。
問題を解いた。
するとどうだろう。
やっぱり疲れている。
エヌ氏は混乱した。
「なぜだ…昨日休んだのに…」
そこで、ふと気づいた。
「もしかして」
「疲れているのは」
「勉強のせいではなく」
「受験そのものでは?」
つまり
やらなくても疲れる。
やっても疲れる。
エヌ氏はしばらく考えた。
そして結論を出した。
「どうせ疲れるなら」
「やった方がいい」
それからエヌ氏は、
疲れたまま勉強を続けた。
やがて受験が終わった。
エヌ氏は思った。
「やっと疲れが取れる」
しかしその数日後。
エヌ氏は新しい学校でこう言っていた。
「なんか…また疲れてきたな」
人は、
頑張っても疲れるし、頑張らなくても疲れる。
だったら、
少しだけ前に進む方がいいのかもしれない。
ではまた次回。




