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国語っておいしい科目だよね?

 

 時間がない方のための先行逃げ切り術③

今回は国語について語ります。

 「国語って勉強してもしなくてもあまり変わらん」「勉強の仕方分からんし」「それって、問題出題者の感想ですよね?」「同じ日本語だから何とかなる」などという意見がチラホラと聞こえてくる科目ではあります。

 指導していて思うのが、「なんてもったいない。・・受験は合計点だから、どの科目で取っても1点は1点なのに・・」ということです。

受験期の10月ぐらいに共通テスト対策で70点ぐらい取れている物理や化学、日本史や世界史に大量の勉強時間を費やしあと10点~20点を稼ぐことに必死になり、110点~120点しか取れない国語を放置している受験生をたくさん見てきました。(どう考えても国語の伸びしろのほうが多いのに・・ww)

 共通テストに限って言えば、国語は一問の配点はとても大きいし、古文・漢文の必要勉強量に対しての配点もとても大きいのです。(100/200から90/200にウェイトが下がってしまいましたが・・・それでも大きいですね。)

もう放置する意味が分からん!!

 


国語には国語の正答にたどり着くための道筋が存在する!!

 

 

では時間のない高1や高2生がとりあえず何をすればいいか・・・

 まず絶対的に古文の助動詞・助詞・敬語の暗記です。特に助動詞・助詞の識別はとても大切です。これができるなら古文単語300程度覚えるだけで記憶物は十分です。受験問題を助動詞・助詞・敬語に着目しながら解くだけで、かなりのレベルアップが望めます!

 古文の記憶物が終われば、漢文は「漢文早覚え速答法」の巻末の「君に問ふ」という文章の句形を意識しながら暗唱できるようにし、漢文漢字を100個ほど暗記するだけで共通テストの古典8割は固いでしょう!!(やはりコスパはいい!!)

 

 あと馬鹿にできないのが漢字です。

 私も現役のころ「漢字なんて1500ほど覚えても出題されるのは5問程度でコスパ悪すぎ・・」って思っていました。しかし教える立場になって、「漢字がボロボロな生徒で国語の成績がいい生徒は存在せず、当然語彙レベルも低いので難解な文章を正確に読み取ることはできない」という事実に直面することになりました。

 

3になってから漢字は確かにコスパが悪い。しかし語彙力のない生徒は教えても国語がなかなか成績アップをしないという事実を突きつけられると、高12の間に漢字はしっかりやることを強くお勧めします!!

学校の小テストこそ漢字学習には最適です!!

余力があるならば、現代文単語もやっておきたいです!

やはり記憶物がしっかりしている生徒は指導すると短期間で伸びる!

悲しいけどこれは紛れもない事実なのです!!

 さらにレベルアップを目指す生徒は、1ぐらいで現代文のレベルを上げるために3000字程度の評論文を200字要約して、国語の先生に添削してもらいましょう!

 先生は嫌がるでしょうが、すごく伸びます。(当塾では嫌がりませんよww とりあえず入塾しときますか?ww)

放置されがちな国語ですが、放置する人が多い分、しっかりやると他の人に差をつけることのできます。こんなおいしい科目、得点源にしないことはもったいないと思いませんか?

 時間がなくても、先行逃げ切りをするために最低限のことをやっておけば、受験は意外とイージーですよ!! 

 それでは皆さん頑張ってください!!