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時間がない方のための先行逃げ切り術

 

 逆転合格は甘くない!

ネットやSNSなどを見ていると、逆転合格なんて言葉をよく目にしますよね?

確かに逆転合格は見た目にも華やかで、学習塾を経営する側としては、よい宣伝にもなります!当然、当塾の合格体験記にも逆転合格のお話はたくさんあります!しかし受験業界があまり語らない受験勉強の本質は先行逃げ切りにほかなりません。

1日は24時間。これは誰にでも平等です。

1日のうち学校の占める割合は8時間、睡眠は6~8時間、食事、お風呂、トイレ、身支度などを入れれば、自由時間として確保できるのはせいぜい5時間くらいでしょう!

ましてや、部活動があるのならば3時間もないのではないでしょうか?

1日当たりたった35時間をどんなに有効に使おうともライバルも頑張っているわけですから、さほど差は縮まらないのです!!

 


最低限の英語学習!!

 

自分はまだ本気を出していないだけだから・・

と人間は自分の都合の良いことだけを見ようとしますが、不都合な真実こそ真摯に受け止め対策を立てて実行することが大切なのです。

そこで先行逃げ切りといっても何をすればいいのかわからない方のために、最低限何をすべきかお伝えしましょう!!

 

今回のブログでは英語についてお伝えします!!

 

英語はとにかく単語です!!(異論・反論があることは十分に把握したうえで語ります!)

 

どんなに忙しくても1終了時点ターゲット1900の800レベルはマスト!!

高2終了時点1500レベルに到達しておくことです!!

高3になって英語が偏差値50以下の生徒でターゲット1900の1500レベルに達している生徒を私は見たことがありません。

英単語を覚えることに力を割かないため、模試の英語のレベルについていけず苦手になっている方がほとんどです。

 

逆に言えば、高1の2学期終了時に英単語がターゲット1900の1500レベルに達していれば、高3で英語の偏差値が60を割ることはないでしょう!

 

中間テストや期末テストのために訳や答えを覚えまくって、何とか通知表を保つ勉強をしている生徒よりは、英語をろくに勉強してないけれど英単語だけは自信があるといった生徒(そんな生徒はめったにいませんが・・)のほうが最終的に絶対に勝ちます!!

 

英単語がわかると、なんとなく意味が分かるようになり、英語学習に取り組むためのハードルが低くなります。そうすると勉強が進むので成績が上がり自信がついてきます。その自信がさらに成績アップを加速させ得意科目に育てていくのです。(このメカニズムはすべての教科に当てはまります。)

 

これが、忙しくても英単語だけは取り組まなければならない理由なのです。

 

高校生活が忙しく、勉強をする暇がないと嘆いているような生徒は英単語が非常に弱いです。

 

そして単語帳を眺めて勉強しているふりをしている生徒もいますが、意味ないですよ!!

必ずアウトプットして自分の英単語の習得状況を可視化してください!!

 

インプットとアウトプットは必ずセットですからね!!

 

次回は数学について語りますね!

それでは皆さん頑張ってください!!